フクちゃん笑っていこうヨ

アルツハイマー型認知症の母を介護して

デイサービス選び

介護認定を受けると同時に、診察を受けた病院に併設されているデイサービスの通所を始めたフクちゃんです。

そこは、やや進行された方が多く通所されていました。

自分は認知症だと思っていないフクちゃんはすぐに不満を持ちました。

なんでこんな人たちと一緒にいないといけないの!

 

私より先にケアマネージャーさんが気が付きました。

そして、フクちゃんに合う所を色々と探してくれました。

 

新しく通うことになったのは、手工芸の先生が指導をして下さったり、その種類も多く、美術館見学、お花見、外食など外出することも頻繁に行われていました。比較的軽い介護度の方が多く通われている所でした。

 

フクちゃんはすぐにお友達もできて、とても楽しそうに通うことになります。

 

フクちゃんは少し疑問を持ちます。

外食してもお金を払わないこと。仲の良いお友達になったのに、外で会う約束をしようとしないこと。

確かに不思議だよね。今までのお稽古や趣味のサークルとは違います。その都度、笑顔で答えました。不安や心配を取り除く事が大事です。

 

デイサービスでは、フクちゃんのレベルに合わせて作品作りをさせて頂きました。3カ月掛けて作った木目込みの大作は、フクちゃんの大満足の自信作となりました。

 

入浴サービスは、化粧を落とすのがいや、人前で裸になるのがいや、というので利用しませんでした。しかし、進行していくと家での入浴回数が減ってきたため、お試しで入浴してみると気持ちが良かったようです。抵抗なく入浴サービスを利用するようになりました。

 

その他にも、運動マシーンを使った半日コースのデイサービスも利用しました。

こちらは、男性利用者が多く、会話が弾まないので、運動は好きだけれどあまり楽しくは無かったようです。

 

デイサービスの利用は、多くの利点が有りますが、送迎時や日中に本人の様子を確認して頂けて、異変があると、ケアマネージャーに連絡が行き、確認してから、私に連絡が来るという連携が、他県に住む私にはとても安心できました。

通所日以外でも、散歩中のフクちゃんを確認してもらえたり、沢山の目で見守られていると思うと安心です。