フクちゃん笑っていこうヨ

アルツハイマー型認知症の母を介護して

認知症診断を受ける少し前。

みんながフクちゃんの様子に、認知症の疑いを持ち始めた頃、どんな状態だったのか、思い出してみます。

 

元々、散歩のついでに買い物をして、孫の好きなお菓子や果物をtorakoの家に届けることを楽しみにしていました。段々とその量が増えていき、torakoの家のストックが溢れていきます。勿論フクちゃんの家もストックだらけです。

 

父との関係は良好とはいえなかったようですが、少しずつ、その怒りがエスカレートしていき、torakoの家に泣きながら電話を掛けてくるようになりました。感情のコントロールが難しくなるのでしょうか。

 

父の話によると、いつも家の中で財布や鍵など、捜し物をしているそうです。物を置く決まった場所に置けない、ということなのかな。

 

先週話したことを忘れたり、近頃馬鹿になったと自分の頭を叩いたり、判断力が落ちて自信がなくなり、torakoに助言を求めるようになりました。

 

何でもメモをして、テーブルの上に置いてあります。外出する時は、行き先や帰り道に迷う不安があるため住所録を持っていきます。

 

何でもテキパキと出来ていたフクちゃんですが、この頃は、自分でも何かおかしいと感じていたのかもしれません。