一人暮らしの恐怖
一人暮らしのお年寄りは、騙されて詐欺にあったり、家の玄関に変な印を付けられてターゲットになると聞いて、気にして見ていましたが特にそれらしい印はありませんでした。
それでも、怖い思いはしたようです。
ある時、二人組の男がやって来ました。「水質の検査です」と言って家に上がり込み、一人は1階へ、もう一人は2階へスタスタと上がるので、フクちゃんは慌てて2階へ一緒に上がりました。
洗面所の水を流しながら、色を見て「大丈夫そうだねー」2階の部屋には弟君の服が沢山ぶら下がっていました。それを見たのかも知れません。
そのまま、二人組は帰って行きました。
1階の部屋にいた男は何をしていたのか、何かを取られたとしてもフクちゃんは気がつかないみたいです。
名刺もチラシや書類もなく、誰だったのでしょう。
フクちゃんはとても気味が悪いと言っていました。
その後しばらくして、二人組の窃盗団が捕まったらしい、という情報がフクちゃんの耳に入ります。あの二人だ!
本当かどうかは分かりません。
他にも、営業マンらしき男が家に上がり込み、一時間もしゃべって何かを説明していましたが、耳の遠いフクちゃんは何だかサッパリ分かりません。
息子が帰ってきたら聞いてみます。と言って帰ってもらいました。
本当に命を取られなくて良かったです。
それからは、近くの交番に見回りをお願いしました。来たときは、ポストに見回りに来たメモが入っていて安心できます。
玄関には、知らない人が来たらドアを開けない事! という貼り紙をしました。
画像付きインターフォンはついていますが、フクちゃんは使いこなせていません。残念!!