フクちゃん笑っていこうヨ

アルツハイマー型認知症の母を介護して

親の住まいを決めること

フクちゃんが熱中症になった事で一人暮らしに限界を感じました。

弟君やケアマネージャーと色々と話し合いました。

 

  1. 今のまま自宅で暮らす。
  2. torakoの家で暮らす。
  3. 施設入居する。

 

1.自宅で暮らすには、ヘルパーさんを増やして食事、室温の管理、薬の見守りが必要になります。ケアマネージャーさんのおすすめです。マイナス要素としては、今回のように何かあった時にすぐに駆けつけられない。最悪、自宅で亡くなることを覚悟しなければなりません。その覚悟は持てませんでした。

2.torako宅で暮らすのは安心ですが、フクちゃん用の部屋を増築しなければならない。土地勘がないところで、外出が好きなフクちゃんは、きっと徘徊、迷子となる可能性が高いので、torakoは仕事を辞めなければ見守れない。

 弟君が反対しました。

3.施設にも色々ありますが、要介護2なので、特養の施設には入れません。認知症グループホームか有料老人ホームとなります。熱中症になり、栄養に偏りが有ることが発覚したので、栄養管理、看護師や医師のサポートを受けられる有料老人ホームが望ましい。

 

ということで、torakoの家の近くで探すことにしました。

老人ホームを紹介してくれる所に連絡して、いくつかのパンフレットを送って頂きました。その中から見学先を見つけました。見学には紹介所の方が同伴してくださり、プロとして、鋭い質問もしてくれました。心強いです。

 

でも、心に引っかかるのは、住まいを決めることって一大イベントのような気がします。これから数年間暮らす部屋を、親の好みもよくわからないのに勝手に決めて良いのでしょうか。しかも、本人には入居することは内緒です。相談したいけれどどんな反応をするのか怖くて言えません。騙して連れて行くことに、心苦しさと罪悪感で一杯です。見学するたびに涙が溢れてしまいます。