フクちゃん笑っていこうヨ

アルツハイマー型認知症の母を介護して

熱中症になった!

温暖化によって、命の危険を感じるほど暑くなってきた日本では、毎年、熱中症で高齢者が亡くなるというニュースが流れます。

 

その年は、7月になってもエアコンをつけないフクちゃんでした。窓を開けて扇風機で大丈夫と言います。気温の変化を感じにくくなっているのでしょうか。

 

そんな時、ケアマネージャーから連絡がありました。デイサービスの方から脱水の疑いがあると報告があったそうです。

 

週末にフクちゃん宅へ行き、ペットボトルのお茶や水、経口補水液を沢山買い、冷蔵庫に入れて帰りました。フクちゃんは、見た目にはあまり変わりないようでした。

 

二日後、ケアマネージャーがフクちゃん宅を訪問すると、立ち上がりにくくなっていました。torakoに連絡があり、点滴が必要なので病院で待ち合わせをすることになりました。

torakoが病院で待っていると、タクシーに乗ったフクちゃんが到着。その後ろから自転車に乗ったケアマネージャーが必死に追いかけて来ました。有難いです。

 

脱水は、口から水分を入れても体が受け入れないので、点滴が必要だそうです。知りませんでした。

 

フクちゃんは軽症でしたが、一人では心配なので、torakoと弟君で夏休みを利用して1週間泊まり込む事になりました。その後の1週間は初めてのショートステイを利用しました。

 

ケアマネージャーとその後のケアについて、話し合いました。

栄養に偏りがあるので、熱中症になった可能性があるため、栄養バランスの良い宅配弁当を頼むことにしました。

まだ、ふらつきがあるので、玄関や寝室にレンタルの手すりを取り付けました。

介護認定を申請して、要介護2となりました。

 

薬局で購入した、免疫ミルク(スターリミルク)を毎日フクちゃんに飲ませると、みるみる元気になっていきます。驚くほど回復していきました。価格はちょっと高いですが毎日の習慣になりました。

 

次の夏は、一人暮らしは無理かな、いよいよ施設入居を真剣に考える事になりました。