フクちゃん笑っていこうヨ

アルツハイマー型認知症の母を介護して

老人ホーム探し。

一週間で自宅に戻ったフクちゃんは、元気に元の生活に戻りました。

しかし、夏までに入居をしたいと考えているので、改めて老人ホームを探すことになりました。

今度は紹介所を通さずに自分たちで探すことにしました。

 

ネットなどで見つけた施設に見学の申し込みをして、弟君と二人で見学に行きます。

施設の営業さんが、施設での暮らし、費用、手続き等を、丁寧に説明してくださいます。館内を案内されて、食事の試食が出るときもあります。

どこも、それぞれ特徴が有って素敵です。

 

見学のたびに、何故だか涙が出てしまうtorakoですが、ある営業さんの言葉で覚悟が出来ました。

 

「親の介護は選択肢が色々とあり、どれが正解とかはなく、自分で介護しても、施設入居を選んでも、何を選んでも、必ず後悔しますよ。」

 

えっ!何を選んでも必ず後悔するものですか?

それならば、今の自分に出来る最善の方を選んで良いのかもしれない。間違っていたら気がついたときに改めれば良い。無理のない、そのときの自分が精一杯出来る介護を選んでいけば良い。それでもきっと{後悔}するものだから。

と腹を据える事が出来ました。

 

今でも、この言葉がお守りのように、私の心に有ります。

名前も忘れてしまった営業さんですが、本当に感謝しております。ありがとうございました。

そして、フクちゃんの新居となる老人ホームを見つける事が出来ました。