フクちゃん笑っていこうヨ

アルツハイマー型認知症の母を介護して

認知症の進行を遅らせるために(生活編)

確実に進行していく認知症の症状を遅らせるために、アリセプトという薬は処方されています。けれども、それだけでは不安なので、色々と試してみました。

 

◎本人の出来ることを続ける。

 毎日の食事作り。IHコンロに変えたことで、使い方をマスター出来ずに上手に料理が出来なくなったことも有りますが、自分の好きな食事(味噌汁、焼き魚、卵焼き、サラダなど)を作り、米を計量してご飯を炊く。

◎散歩と近所での買い物。

 毎日一時間の散歩は、行く先々で顔見知りも出来て皆さんに見守って頂いているようです。買い物は、長年の節約生活が身についていて、割高な少量パックが買えません。徳用サイズを買って賞味期限切れになります。

◎友達との昼カラオケ

 何年も続く友人たちとの昼カラオケ。認知症になったことで離れていく友人、会話をしてくれなくなった友人に、フクちゃんはとてもショックを受けて悲しそうです。でも、おいでよ、と言ってくださる方もいるので、通い続けます。

◎ほぼ毎週torakoの家に通う。

 電車を二回乗り換えて2時間以上かけて、お菓子や果物など重たい荷物を抱えて通います。認知症でも続けていれば出来てしまう。進行していけば、もちろんトラブルも有ります。行き先の違う電車に乗った時は、人に聞いて正しい電車に乗り換えることが出来ました。急行ではなく各駅列車に乗り、時間が掛かりすぎると車内でパニックになったときは、見知らぬ方に助けて頂きました。

 本当に有難うございました。

 

皆様に助けて頂きながら、それでも、出来ることが本当に出来なくなる時まで、やり続けさせてあげたいと思います。